5月も半ばを過ぎ、最近ではかなり日が長くなってきました。
この頃（5月末）では、日の出は午前5時前、日の入りは午後7時近くでしょうか。
いよいよ夏到来だなと思っていましたら、今年はもうすでに連日のように夏日、
ところによっては真夏になる地域もあるようです。

　インドでは最高気温が47℃を超えて、多数の死者が出たなどとニュースで言っていました。
日本でも熱中症で病院に搬送された人が随分多いと聞きました。
充分にご自愛ください。

　さて、夏になると欧米の多くの国でサマータームなるものを導入しています。
夏の日照時間の長い時期、時計の針を1時間とか進めて、その分余暇やレクリエーションなどに
有効に使おうというわけです。
日本でも最近このサマータイム制を取り入れようという動きがあるのは皆様も
ご存じのことと思います。時刻を1時間前倒しすれば仕事のあと2，3時間はまだ明るいので
その時間を利用していろいろな楽しみ方ができるだろうというものです。
聞いてみるとなんだか楽しくなってきます。
それとも、まだこんなに明るいのだからもう少し仕事をしようなんてかえって
残業時間が多くなってしまうのでしょうか。

　実は、日本でもサマータイムが採用されたことがありました。ずいぶん前のことですが、1948年から1951年の4回の夏のことです。当時は戦後間もなくのこと、米軍の占領統治下にありました。しかし終戦後の厳しい時期でもあり、なかなか根付かず、米軍の占領が終わるとサマータイム制も終わってしまったようです。

　今回2020年に開催される東京オリンピックに合わせてもう一度このサマータイムを導入しようという提案もあるようです。
時代背景も大きく変わり、生活様式も豊かになり多様化した今、
皆さんはサマータイムに賛成?　それとも反対?
そしてもし導入されたらこの時間をどのようにして過ごしますか?