ハウスオブハウス

2017/12/04

スタッフ

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断熱材の種類と特徴

こんにちは、気温もかなり低くなり、今年もあと1ヶ月となりましたね。

今日は、寒さの観点から断熱材についてお話したいと思います。

 

 

断熱材は、冬の冷たい空気の侵入を防ぐだけでなく、夏の暑い空気の侵入を防ぎ、冷気や熱が、躯体や窓・扉などを伝わって出入りするのを抑え、一年中、家全体の温度差を少なくする役目があります。また、断熱することで、結露を防ぎ建物の耐久性を高めたり、無駄なエネルギーの使用が減らすことにもつながります。 近年では、エコロジー・エコノミーの観点も加わり、よりこの「断熱材」に対する関心が高まっています。 さて、断熱材には、どのような種類があるのでしょうか。

 

 

<繊維系> 

 

・グラスウール 

ガラスを高温で溶かした細いガラス繊維を加工したもの。不燃材料であり、比較的安価で、吸音性や耐久性にも優れるため、最も普及している住宅用の断熱材といえるでしょう。厚さがあり、密度が高いほど断熱性能は高まります。

 

・ロックウール

耐熱性に優れる鉱物を溶かし繊維状にした断熱材。防火・耐熱性、撥水性、耐久性、防音・吸音性に優れ、床・壁・天井などに用いることができます。

 

・セルロースファイバー

天然木質繊維を用いたもの。綿や新聞紙、段ボールが原料となっています。

湿気を吸収、放出する機能をもつ木質繊維なので、断熱材の内部結露を防ぐことも。防音性にも優れます。

 

・羊毛断熱材

文字通り、羊毛を使用した断熱材です。 衣類として流通させることのできなかった羊毛や、羊毛の衣服をリサイクルしたものが製品化されています。 湿度を一定に保つ調湿性に優れていることから、関心が高まっている断熱材のひとつです。

 
 

<発泡プラスチック系>

発泡プラスチック系断熱材は、いずれも軽く、吸水性が小さく、断熱性に優れています。繊維系と比べると一般的に、コストは高めです。

 

・ビーズ法ポリスチレンフォーム

ポリスチレン樹脂に発泡剤などを加えてビーズ状にしたものを発泡させたもの。水や湿気に強く、軽量なので加工性や施工性にも優れています。

 

・押出法ポリスチレンフォーム

ポリスチレン樹脂などに、難燃剤や発泡剤を混ぜ、押し出しながら成形した板状のもの。水に強く、耐吸湿性も優れています。

 

・硬質ウレタンフォーム

細かい独立気泡で形成されています。気泡に熱を伝えにくいガスが含まれているので、断熱性も優れています。ボード状のもの、現場で直接吹き付けるタイプもあります。

 

 

簡単に断熱の種類と特徴を書いてみましたが、他にも種類があるかもしれません。また、施工方法にも、充填・外張り・吹き込みなど、いくつか方法があります。

それぞれに性能や価格面でのメリット・デメリットがありますが、どれを使用するかは、いろんな断熱材の特徴を知った上で、そのエリアの気候を理解した上で、過不足のない断熱を工務店や設計者と考えてほしいと思います。

 

もちろん、ハウスオブハウスではいつでもご相談をお待ちしておりますので、気軽にご連絡下さい。

 

 

written by Suzuki

 

 

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